イスラエルのパートナー、MindAd Mediaへのインタビュー

イスラエルのパートナー、MindAd Mediaへのインタビュー
イスラエルのパートナー、MindAd Mediaへのインタビュー
Cafe24ではグローバル化に向けた取り組みの一環として、
世界中のどこからでもCafe24を利用できるCafe24グローバルサービスを開始しました。
ビジネス拡大のさらなる加速を目指し、様々な海外企業との交流も進めている中、
イスラエルはCafe24と一番密接な協力関係にある国です。
「イスラエル」と聞くと、なかなかピンと来ないという方が多いと思います。しかし、イスラエルはIT大国として世界的に注目されており、活発なオンライン消費が行われている国でもあります。
イスラエルのパートナー、MindAd Mediaとのビデオインタビューを通じて今まで知らなかったイスラエル市場の潜在力と様々な情報をお伝えします!
MINDADINTERVIEW
こんにちは。お目にかかれて光栄です。
MindAd Mediaとみなさんの自己紹介をお願いします。
Gillit : こんにちは。まずは会社をご紹介します。MindAd Mediaはグローバルメディアやデジタルマーケティングの企業に投資、協力しているweEndeavorの子会社です。
MINDADINTERVIEW
最初ビジネスを始めたのはweEndeavorでしたが、
1999年にデジタルマーケティング市場に参入し、当時設立した6社の中の一つであるMindAd Mediaがこのビジネスを承継しました。
MindAd Mediaはイスラエル、アメリカ、カナダ、イギリス、APECに支社を設けています。
デジタルマーケティングを通じてトラフィックを増やし、スタートアップ、中小企業、EC企業、ブランドなど、様々な顧客の持続可能な成長をサポートしています。
これからスタッフの自己紹介をしますね。
MINDADINTERVIEW
Nir : MindAd MediaのCEO、Nir Maliarです。
入社して10年になり、CEOになって2年ほど経ちます。
デジタルマーケティング戦略の立案から実行までのプロセスをリードしています。
新技術を初期段階で取り入れ、実際にテストを行い、良否を判断した上でお客様におすすめする方針を基に会社を運営しています。
MINDADINTERVIEW
Gillit : こんにちは。Gillit Segeveといいます。
MindAd Mediaで6年働いています。
国際ビジネスと営業部門を統括しています。
マーケティング経歴は10年ほどになります。国際ビジネスの戦略を立て、パートナー企業と良好な関係を維持することに力を入れています。
デジタルマーケティングの大きなメリットは企業と文化、人をつなぐことでより大きなビジネスができるということです。
最近のデジタルマーケティング業界は目覚ましい成長を見せています。この勢いがどこまで続くかとても楽しみです。
ご紹介ありがとうございました。
Cafe24を知ったきっかけと、現在提携している業務について教えてください。
Gillit : 韓国でビジネスを始めて1年6ヵ月になります。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃ですね。
Cafe24を知ったのは、当社顧客の多くがCafe24を利用していたからです。
最初はLinkedInを通じてCafe24とコンタクトしました。それがきっかけで本格的なビジネスコラボの話につながり、現在は定期的にミーティングを行っています。
コラボの範囲は多角的に検討中ですが、グローバル企業の韓国進出や韓国ネットショップの海外進出をサポートすることを含めてイスラエルの様々なテクノロジー企業を紹介することを考えています。
イスラエルはITスタートアップとテクノロジー企業がとても多いので、その点がお互いにとってプラスになると思います。
イスラエルでのネットショップの開業率はどうですか?
また、イスラエルでネットショップを運営している方々の韓国への関心はどれくらいなのかお聞きしたいです。
Nir/ Gillit : イスラエルのEC市場は急成長しています。
数値で見るとOECD加盟国の中でも成長が著しく、特にファッション・コスメ分野が伸びていますね。2018年にはオンライン消費が20%増えました。2020年のGNPは約55億ユーロです。
そのうち海外からの購入が大きな割合を占めています。人口は1,000万人に満たないのですが、海外市場での購買力は3位です。
オンライン購入の約80%が海外購入ですから、購買力3位もおかしくない順位なんです。
また、イスラエル人は容姿や流行のファッションにとても敏感なので、グローバルブランドにとってはとても有利な市場だといえます。
オンライン消費額はヨーロッパより約10%高いのですが、これはヨーロッパ以外ではミレニアル世代とZ世代がトレンドをリードしている傾向があるからだと思われます。
アメリカと同じくらいの消費率だと考えればいいでしょう。ヨーロッパと比べれば35~46%以上オンラインショッピングの割合が高いです。
最近ではイスラエルに多くの海外企業が進出しており、韓国ブランドの認知度も高くなっています。
MINDADINTERVIEW
韓国市場についてはどう思いますか?普段から韓国市場への関心はありましたか?
Nir/ Gillit : 今は前より関心を持つようになりましたね。
以前は韓国市場についてよく分からなかったので、進出を決定するときに結構悩みました。
それで2019年に韓国のデジタルマーケティング業界やEC業界について調べるなど、市場調査を徹底的に行いました。
また、顧客の位置づけはどうなっているのか、MindAd Mediaの成長可能性などといったことを綿密に突き詰め、妥当性を検討しました。
その結果、十分なビジネスチャンスがあると判断し、韓国への進出を決めました。
実際にビジネスを始めると、当初の予想よりも潜在力が高かったです。
市場分析によると、韓国のEC市場は成長を続けています。今後、眠っている潜在力を掘り起こし、ビジネスをより拡大していけたらと思います。
最後に一言お願いします。
Gillit : まず、インタビューにお招きいただきありがとうございました。
Cafe24とコラボできたことをとてもうれしく思っています。
市場によって企業文化やビジネス手法は異なるものですが、韓国企業のビジネス手法はイスラエルとよく合っていると思います。
Cafe24とは今後、他の分野でもコラボを進めて、いっそう強固なパートナーシップを築いていきたいです。